6/28(金) 鼓・中学校訪問公演
2024年6月28日 17時29分今日の給食の献立は、「フェイジョアーダ(肉と豆を煮込んだブラジルの料理)、オムレツ、アスパラのサラダ、コッペパン、牛乳」でした。2年生の教室にお邪魔しました。
午後からは、邦楽囃子演奏家としてご活躍されている、三世望月太喜右衛門さんにお越しいただき、鼓や和太鼓の演奏を体験しました。まず、鼓についてその歴史や、つくり、調整の難しさなどについて、お話しされました。
続いて、生徒全員が、鼓の革(馬の革でできている)と調べ緒(表革と裏革と呼ばれる振動する部分と胴との2つを結ぶひも)、胴(桜の木でできている)を手に取って触らせていただきました。多くの生徒は、本物の鼓に触る体験は、一生のうち今日のみになることだと思います。貴重な体験でした。
次に、鼓の演奏を聴かせていただきました。体育館中、ピリッと緊張した空気に包まれ、鼓のさわやかな音色と望月さんの幽玄なお囃子の声が、響き渡りました。続いて、鼓の持ち方や構え方、たたき方などについて説明があった後、全校生徒が鼓を打つ体験をしました。すんなり打てていた生徒、思った音が出ないで苦戦していた生徒もいました。全員が鼓を打つことができ、これまた貴重な体験になりました。
さらに、太鼓のたたき方について説明を受けました。雪が降っている音、雨の降る音、波の音、大海原の音など、たくさんの様子を表現している音を聞かせていただきました。その後、実際に太鼓をたたく体験をすることができた人もいました。(時間が十分なくて、体験できなかった人もいました。)鼓や太鼓を打つという、一生で1度しかないかもしれない貴重な体験をすることができました。このような貴重な機会を作っていただきました八幡浜市教育委員会、そして、丁寧に指導していただいただきました三世望月太喜右衛門さん、本当にありがとうございました。