参観日の後に講演会を実施しました。4年ぶりとなった教育講演会でした。講師の幸田裕司先生には「思いやりは想像力から～人権意識を高めよう～」と題した講演をいただき、活動を交えた楽しいお話の中で、相手を見ながらコミュニケーションを取ることの大切さなどを教えていただきました。新たな気付きとともに、当たり前を改めて見直すきっかけとなりました。

　最後には幸田先生から３つのメッセージを送っていただきました。

１　自分が楽しく、好きだと思えるものを見つけること

２　相手が嫌だと思った時に「ごめん」が言える人になること

３　些細なことでも子供に対して「ありがとう」と言える大人になること

　これからの学校生活や家庭での会話に大きなヒントをいただきました。

　幸田先生、ありがとうございました。

【参加者の感想より】

〇相手をしっかり見てやり取りすることの大切さを改めて感じました。自分の気持ちを分かってもらえたら嬉しいように、相手の気持ちを汲み取る努力をしようと思いました。今はまだコミュニケーションが取れている親子だと思っていますが、子供の成長とともに難しくなるかもしれません。伝え方の方法も一つではないことも今日学んだので、これからの生活に活かしていこうと思いました。
〇今日は「なるほど！」と思うことと、「当たり前のことを当たり前にやること」の大切さを改めて実感する時間となりました。子供が小さな頃は我が子の顔を見て、いい事も悪い事も含めて会話をしていたのに、親も子もいつの間にか端末を見る時間が増え、対面のコミュニケーションが少なくなっていることに気付きました。今日の講演は、子供たちが楽しそうに体験しながら話を聞いている姿が印象的で、大人や子どもたちへのメッセージもそれぞれに伝えていただき、学びの多い時間となりました。親子で同じ話を聞くことができたのも本当に良かったと思いました。もっと聞いていたいくらい短く感じました。